鉄旅の好奇心

主に鉄道を中心とした乗り物の旅行ブログです。時にはマニアックな記事も書くかもしれません。しばらくは訪れた駅の記事を書いていきます。

列車代行バスを見る~仙石線全線運転再開で消えゆくもの(下)

 仙石線の全線運転再開で消えるものの大きなものはやはり代行バスですね。今回は松島に用事があったので乗ることはかないませんでしたが、その様子を見ることができました。

 

駅前には代行バスの停留所が。

 

 

代行バスは観光バスタイプが使われていました。

 

 

ちゃんと代行バスの表示もされていました。

 

 

駅前には係員がいて看板を持って案内していました。長期間やっているので手慣れたものなのかもしれません。

 

 

全員が乗ったのを確認してバス運転士に連絡していましたね。それでバスは出て行きました。この光景が無くなるのは喜ばしいことですね。歴史の一こまを記録した感じです。

さよなら快速電車~仙石線全線運転再開で消えゆくもの(中)

 仙石線の全線運転再開で消えるものの一つに仙台駅からの仙石線経由の快速運転が挙げられます。全線の運転再開とともに快速電車は仙台駅から東北線周りで出発し、松島海岸の先で新しく設けられた連絡線を通って石巻駅まで行くそうです。それと引き換えに今の仙石線の快速電車は廃止になるとのこと。

 

 快速電車に乗って松島海岸駅につきましたが、撮影しようとしたところ、狭いホームは目いっぱいの人で乗って来た高城町行きの快速は撮影できず、行き違いの仙台・あおば通行きの列車をなんとか撮ることができました。ホームが狭いのはこの仙石線が私鉄から始まったからでしょうね。

 

 

 

快速の文字もここ松島海岸駅では見られなくなるのでしょうね。

 

 

 

駅前には列車代行バスが停まっていました。

仙台駅で運賃表を見る~仙石線全線運転再開で消えゆくもの(上)

 先日、仙台へ行きました。たまたま仙石線に乗ることになり仙台駅に来ました。仙石線は以前は仙台駅の端っこから出てましたが、今は地下になっています。東日本大震災で一部区間が不通になっていましたが、2015年の530日にようやく全線運転再開になるそうです。

 

仙台駅で券売機の上の運賃表を見てみました。

 

 

松島海岸と矢本の間で列車バス代行区間と書いてあります。

 

 

実際の不通区間は高城町駅と陸前小野駅の間ですが、代行バスは松島海岸駅と矢本駅間で行われているようです。

 

3月の21日に同じく女川まで全線運転再開する石巻線区間も出てました。

 

 

 

本当にめでたいことですね。

駅を訪ねて26-5 JR東日本 信越本線 二本木駅⑤

 待合室に入ると、ストーブがついていて暖かいです。

 

 この駅は時間帯によっては駅員がいるそうで、駅スタンプもありました。

 

 

この運賃表の地図もあと少しの命ですね。

 

待合室にはスイッチバックの運転方法が書いてありました。これはファンには嬉しいですね。

 

 

 

駅前に出ると、相変わらず雪が降り続いていました。

 

時間があったので、雪の中を少し散歩してみました。少し行くと踏切が、

 

 

 
北国街道踏切でした。この先に駅があるのですが、今の国道はこの踏切の手前を走っています。おそらく、この道は旧道なんでしょうね。踏切ができた時代がしのばれます。二本木駅の開業は明治44年なので、その頃はこの道もメインの道としてにぎわったのでしょう。今は通る人もほとんどいませんが。

 

 

ちなみにこの踏切看板に書いてある距離数165キロ839メートルは今の篠ノ井基点ではなく、北陸新幹線長野開業前の高崎基点の距離だと思われますが、1987年の時刻表で調べてみると、手前の二本木駅までで167,8キロあるので、おそらく今は亡き碓氷峠の線路が廃止前の線路ではなく、アプト式の線路が敷かれていた明治時代の距離なのかもしれません。そう考えると、歴史の重さを感じますね。

 

駅へ戻って、次の駅へ向かいます。

 

駅を訪ねて26-4 JR東日本 信越本線 二本木駅④

 

 

 乗って来た長野行きの115系の列車も発車すると、駅は静寂につつまれました。

 

駅を観察してみます。

 

 線路には積雪防止のため、スプリンクラーで水をまいています。水は地下水だそうで、地下水は雪よりも暖かいのだそうです。もっともこれができるのは気温もそんなに低くない本州だからできることのようで、北海道では寒すぎて、これをやると、このスプリンクラーの水が凍ってしまうので、できないのだとか。

 

 
レンガ造りのこの小屋。燃えやすい危険物を保管する倉庫です。今でも北陸本線の東富山駅などにもありましたね。今でも灯油などを入れているのでしょうか?

 

 
ホームの屋根は高く見えます。そして誰もいません。

 
 
 

降りてみることにします。

駅を訪ねて26-3 JR東日本 信越本線 二本木駅③

 

 

 後から入って来た長野方面からの直江津行の列車が先に出ます。

 

 

直江津行の列車が一旦長野方面に向かい、左側の線路の引き込み線に入ります。右側が長野方面の本線路です。

 

 

そして、左側の引き込み線から写真左側の直江津方面の本線に入っていきました。

 

 

ちなみに引き込み線側には雪よけの屋根がついていて、駅のホームからもうっすら見えました。

 

 

雪が降っていて、見えにくいですが、雪のスイッチバックの光景もなかなか見られない景色なので得した気分です。