高山駅とたびきっぷ~たびきっぷで飛騨、美濃乗り歩きの旅2~
高山駅はもう開いていました。時刻は4時45分。時刻表を見ると、つい1分前に岐阜行きの列車が出てました。県庁所在地、岐阜駅には7時半過ぎ着。8時半ごろ、岐阜着の列車もあり、通勤客はいないかもしれませんが、用務客はそこそこいるのかもしれません。
私が乗る列車は反対方向の猪谷行き。5時31分の発車です。早朝なので、当然ながら駅構内はガラガラ。駅探検と撮影をしてみました。ちょうど高山祭の屋台行事が昨年末にユネスコの無形文化遺産に登録されたということで、入り口には垂れ幕が下げられていました。
橋上駅舎は自由通路になっており、東口との行き来ができます。
その通路には、無形文化遺産になった屋台行事関連の展示がされていました。
まだ改札口付近は無人で、待合室にちらほら人がいました。
切符売り場の窓口も閉まっています。
今日使用する切符は「JR東海&16私鉄乗り鉄☆たびきっぷ」(以下たびきっぷと略します)JR東海の在来線全線に乗り放題に加えて沿線16私鉄にも乗れるという優れものです。私鉄で乗れないのは大手私鉄と大井川鉄道くらいですかね。
本当は高山駅で購入して使用開始したかったのですが、高山駅の営業時間が6時からということで、やむを得ずJR東海沿線に住んでいる友人に購入してもらいました。
発車時刻が近づき、改札が開いたので「たびきっぷ」を見せて入ります。列車は入線していました。向かいのホームに停車していた岐阜行きの列車が先に発車していきました。
向こうは車掌が乗務していましたが、こちらはワンマン運転でした。5時31分猪谷行1821Dが発車します。
3へ続く。
高山行き夜行バス~たびきっぷで飛騨、美濃乗り歩きの旅1~
4月の上旬、岐阜県へ旅をしてきました。きっかけは廃止された旧神岡鉄道の車両「おくひだ1号」が一部区間廃止された路線を走るということで、現役時代に乗車できなかったので、ぜひ乗ってみたいと思い体験乗車に応募したところ、運よく当選したので、神岡まで行くことにしたのでした。
東京から神岡まで行くのは、鉄道だとなかなかいいルートがないですね。富山まで北陸新幹線で行き、そこからバスか、東海道新幹線で名古屋、そこから特急「ひだ」で高山あたりまで行き、バスになるのですが、お金も時間もかかるので、別ルートを探すと、新宿からの高山行の高速バスにして、途中の平湯温泉で路線バスに乗り換えるのが早そうです。ただ体験乗車が12時頃集合なので、朝一番のバスだとギリギリ間に合わなそうなので、前泊で平湯温泉あたりに泊まる必要がありそうですが、それはもったいないなと思い、探したところ、ちょうど4月から11月までの期間、新宿発の夜行バスがあるとのことで、それで高山へ向かうことにしました。
そういうことで旅の始まりはバスタ新宿から。
この日から運行開始し始めた高山行の夜行バスです。
ちょうどこの時間は各地への夜行バスが頻発する時間で、前のウィラートラベルのバスの発車が遅れ、定時の22時55分になっても、乗車する京王バスは、手前の待機位置で待たされていました。ようやくウィラーバスが出て、わがバスが到着。すぐに発車です。
夜行バスが走っていて、ありがたいのですが、このバス、通常は昼用のバスなので4列シート。隣に人が座ったので、狭いこと狭いこと、そこそこの運賃払っているのに割に合いません。
そして、昼行のバスと同様に八王子あたりまで、高速のバス停に律儀に停車していきます。昔風で懐かしいですが、予約なしで乗れる夜行バスは最近ではすっかりなくなりましたね。もっとも、臨時の夜行バスに予約なしで乗る人がいるかどうかは大きな疑問ですが、バスの運行許可として、昼行と同じように運行するという決まりがあるのかもしれません。トイレもないので、途中2回トイレ休憩をはさんで、翌朝4時39分に高山駅横の濃飛バス高山バスセンターに到着。
高山駅はようやく駅舎の工事が終了したようで、灯りがこうこうとついておりました。
2へ続く。
更新再開のお知らせ
長い間の更新休止、申し訳ありません。
6月2日金曜日から更新を再開します。更新日時はできるだけ日、水、金の週三回を目標としています。
今回からは旅日記形式で更新する予定です。よろしくお願いします。
更新お休みのお知らせ。
更新できない状況が続いております。
大変申し訳ありません。もうしばらくの間、更新できない状況が
続く予定です。またお時間あるときにでものぞきに来ていただけると
ありがたいです。
どうぞよろしくお願いします。
更新お休みのお知らせ
多忙のため、本日の更新お休みさせてください。
申し訳ありません。
駅を訪ねて36 富山地方鉄道 立山線 立山駅
立山黒部アルペンルートに行くため、地鉄富山駅から列車に乗って、立山駅にやってきました。
立山駅はアルペンルート乗り換えに作られたような構造になっていて、地下部分に立山線の駅があります。
折り返しの富山駅行きの列車が出発すると、1時間ほど列車は来ないので、閑散とします。
この駅では昔、大阪などからの直通列車があった名残か東京、大阪などへの切符が購入できます。
これから使う新高岡までの切符を購入しました。
手書きの軟券でしたが、日付の元号が昭和になっているのは驚きです。もっと驚いたのは裏面でした。
説明の文章に「国鉄線」の文字があるのでした。少なくとも30年近く、この切符は使われているようです。
富山地方鉄道改札から階段を上がると、コンコースになっていて、土産物屋や待合室、食堂などがあります。その奥が美女平行きの立山ケーブルカーの改札口です。
駅前に出ると、山小屋風の駅舎がありました。
ケーブルカーで美女平まで上がります。
昭和の感じを残す古めかしさがよいですね。
駅を訪ねて35 えちこトキめき鉄道 日本海ひすいライン 梶屋敷駅
泊駅から乗った列車は夕暮れの日本海を見ながら、走ります。
駅舎は木造の古い駅舎が残っていました。
駅前には糸魚川信用組合の支店もあり、住宅街がひろがっています。糸魚川の市街地がこの辺りまで広がっているようです。
入口にはポストもあり、右から書かれた駅名も時代を感じます。開設は大正元年とのことで古い駅ですが、無人化されたのも昭和45年とだいぶ前です。
駅舎内も改装されていましたが、誰もいないのがさみしいところです。
運賃表は富山から、同じ会社である妙高高原まで乗っていました。
待合室にはトイレもあり、また走り始めたばかりの観光列車「雪月花」のポスターも貼ってありました。
ここで折り返して、泊行きを待ちます。
この駅は中線のある2面3線の駅でしたが、中線は今、線路が途切れていて使えないそうです。そうこうしているうちに泊行きの気動車がやってきました。