鉄旅の好奇心

主に鉄道を中心とした乗り物の旅行ブログです。時にはマニアックな記事も書くかもしれません。しばらくは訪れた駅の記事を書いていきます。

駅を訪ねて38 JR東海 御殿場線 上大井駅

 国府津駅で乗り換えて、御殿場線に乗ります。二つ目の上大井駅で降りました。

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上大井駅は行き違いのできる2面2線の駅でした。

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20年以上前に無人化されましたが、古い駅舎が残っています。

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資産標を見ると昭和23年。駅開業当初からの建物でした。
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地元の住民からの請願だったそうで、駅前には開設50周年の記念碑が立っていました。

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この駅は別名「ひょうたん駅」とも呼ばれています。

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駅とホームの間にはひょうたんが植えられています。

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もともとは西日を避けるために駅員がひょうたんを改札口付近に植えたらしいのですが、全国版の時刻表の表紙を飾るなど、有名のなったこともあり、無人化後も地元の人が引き継いで植えているそうです。

 

もともと地元の大井町がひょうたんの町のようで、看板もたっていました。

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国府津行の列車が来たので乗りました。

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駅を訪ねて37 JR東日本 東海道本線 根府川駅

6月のある日、小田原方面に出かけたついでにいくつか駅を訪ねてきました。
まずは東海道線根府川駅へ。雨の降る日でした。

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東海道線の駅では珍しく無人駅でした。改札がないです。

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駅舎は木造できれいなデザインですね。
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1時間に2、3本列車が走っていて、ここから高崎、宇都宮まで行く列車があります。

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駅舎からホームへは1段差があるので、駅舎からはそのまま跨線橋に入り、階段でホームに降ります。

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熱海行きの列車が出ていきました。

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ホームにはこんな表示が。面白いですね。

 

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熱海方面には白糸川橋梁があり、以前は鉄道写真の撮影ポイントでした。今は柵ができて、不向きになりましたが。

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東京方面の列車がやってきました。乗り込みます。

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旧神岡鉄道 旧奥飛騨温泉口駅~たびきっぷで飛騨、美濃乗り歩きの旅9~

 バスで旧奥飛騨温泉口駅へ向かいます。途中、旧線路のわきはカメラの放列が敷かれていました。ようやくイベントらしい雰囲気になってきました。

 

奥飛騨温泉口駅へやってきました。すごい人です。

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駅前にはトロッコなども展示してありました。

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早速記念乗車会の受付で引き換えを行います。
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記念乗車券をいただきました。
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駅舎内は地元の展示やレールマウンテンバイクの事務所がありました。


その中には廃止当時の時刻表、運賃表が。
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駅舎を抜け、ホームに入ると、「おくひだ1号」は入線していました。車庫のあった旧神岡鉱山駅の車庫から自走してきたそうで、夏の間だけ、ここで展示されて、冬になったらまた車庫に戻るそうです。

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駅名標も残っていました。
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まだ乗車会には時間があり、列車には自由に入れそうですので入ってみます。

10へ続く

旧神岡鉄道 旧飛騨神岡駅前~たびきっぷで飛騨、美濃乗り歩きの旅8~

 飛騨細江から乗車した濃飛バスは山を越え、神岡営業所まで来ました。途中に駅らしきものがありましたが、とりあえず終点まできました。乗り換えのバスまで時間があるので、神岡の街を散策します。

 

平成の芝居小屋 船津屋です。てっきり古い建物かと思っていたら、最近作られたもののようですね。夜、ここで日本ロストライン協議会の設立総会が行われるとのこと。これから乗る旧神岡鉄道「おくひだ1号」の列車はこの関連で運行されるそうです。

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少し歩いて、先ほど気になった駅の場所へ。

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近づくと駅の跡でした。「飛騨神岡」駅です。旧国鉄神岡線の頃は「飛騨船津」駅だったそうですが、神岡鉄道になった後、改称されたそうです。

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廃止前は無人駅で駅事務所は美容室があったそうですが、今は立ち入り禁止になっています。駅舎からホームに階段でつながっていて、駅自体はまだ現役のようですね。聞けば、線路跡をレールマウンテンバイクとして有効利用されているようです。

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神岡の街は湧水が豊富なようで町の各地に水がわいていました。
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神岡営業所には戻らず、途中の西里橋からバスに乗りました。

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9へ続く。

高山本線乗り歩き(5)素敵な木造駅舎 飛騨細江駅~たびきっぷで飛騨、美濃乗り歩きの旅7~

 杉崎から乗った乗ったキハ25は車号が1のファーストナンバー車でした。座席も転換クロスシートで快適です。残念ながら次の飛騨細江で降ります。

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古い駅舎の残る駅です。

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駅舎内も比較的有人駅時代のものが残っていました。

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左側の荷物受付用の窓口がこれだけきちんと残っているのはあまり見ないですね。

 

駅前に出て、駅舎を撮影すると、趣があります。

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駅名標もいい感じです。

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建築年を見ると、昭和9年10月!

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飛騨細江駅が開業し、高山本線が全通したのが同じ時期なので、この駅舎は開業当時からのものということになります。

 

隣の便所も同じ建築年。

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便所の文字が歴史を感じます。
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ホームに出て跨線橋を渡ります。跨線橋の建築は昭和45年。名古屋鉄道管理局の文字が国鉄をしのばせます。

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駅舎と反対側のホームの待合室も昭和9年建築。ほぼ開業当時の建物がほぼ残っているという文化財ものの駅です。

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待合室内も味がありました。
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貨物用のホームも残っていて、ぜひ文化財に指定してほしい駅でした。
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駅前に出て、ここからバスに乗ります。
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8へ続く

 

 

高山本線乗り歩き(4)杉崎駅~たびきっぷで飛騨、美濃乗り歩きの旅6~

 列車に乗っていると、先ほどの角川駅で、おばあちゃんが列車に乗らず、ドア前で立ち尽くしているので、運転士が対応したために4分ほど遅れました。ワンマン列車のため、こういう時は運転士が一人で対応せざる得ず、大変ではあります。こちらは次の駅での滞在時間が少ないため、少々焦ります。

 

結局2分遅れまで縮めて、杉崎駅に到着しました。

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杉崎駅は駅舎風の待合室があるだけの小さな駅ですが、それなりの設備でありました。国鉄時代から1面1線の無人駅でありました。

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駅前には小さいながらもトイレもあります。

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このトイレの建築は昭和31年。昭和30年に駅に昇格したので、その後、すぐに建てられたものでした。

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ホームにも待合室があり、その建築は昭和28年!もともとは昭和27年に仮乗降場としてできたそうで、その頃からあるものなのかもしれません。

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ちなみに仮乗降場時代は「すぎざき」だったものが。駅に昇格するときに「すぎさき」になったそうです。

 

隣の飛騨古川で行違った列車がやってきました。これまた2分遅れです。

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7へ続く