鉄旅の好奇心

主に鉄道を中心とした乗り物の旅行ブログです。時にはマニアックな記事も書くかもしれません。しばらくは訪れた駅の記事を書いていきます。

那覇の路地裏でアジアを想う

 2010年の10月友人の結婚式で沖縄へ行ってきました。

 さて、結婚式前日から沖縄でつながった友人の面々が那覇入りしてきました。早速、前夜祭ということで飲み会に。この面々とは日本各地で呑んでいて、当たり前のような顔をしておりますが、那覇では初めて。結婚式の当日も、余興の練習などでみんなが集まってワイワイとやっておりました。

 当日の昼食はみんなで公設市場近くの宮古そばの店で食べます。こんな店を知っているのは那覇に住んでいた友人たちのおかげです。小さな店なので、早めに食べて外でみんなを待っていました。すると、狭い路地をおばさんが金属のトレイに丼ものを載せて歩いていきます。それはインドやトルコで少年がお茶を運んで行くような感じです。目で追いかけて行くと階段を上がっていきます。上を見上げると、そこはアジアの一角だと錯覚させる何かがありました。

旅の好奇心

おばさんの後をついて階段を上がっていくと、そこはまさしくアジアの匂いを感じさせる場所でした。ここを台北バンコクだと言っても疑わないかもしれません。

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3階まであるこの建物には明らかに日本とは違う空気が流れておりました。

旅の好奇心

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 10年前、私が初めて沖縄に来た時、まだ海外旅行に行ったことにない私が、この界隈を見て「まさしくアジアだ!」と感動した時の記憶が戻ってきました。最近、沖縄、とくに那覇は東京と似てきたなあなどと思っていましたが、どっこいまだまだアジア、とくに東南アジアの雰囲気を感じさせる何かが、この地にはありました。

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