鉄旅の好奇心

主に鉄道を中心とした乗り物の旅行ブログです。時にはマニアックな記事も書くかもしれません。しばらくは訪れた駅の記事を書いていきます。

北海道の廃線を歩く20~旧国鉄湧網線 知来駅~

2007年夏に北海道を旅しました。その時に昔走っていた鉄道の跡を随所で見ることができました。その跡を紹介していきます。今回は旧国鉄湧網線の跡巡りです。

 旧国鉄湧網線は北海道東部の都市、網走から名寄本線の中湧別までをむすぶ89,8キロのローカル線でした。主にサロマ湖沿いを通り、日本で上位に入る美しい車窓を誇るローカル線でした。国鉄の分割民営化直前の昭和62年(1987年)3月20日に残念ながら廃止になってしまいました。そのあとをたどりました。

知来駅は中湧別から駅としては5つ目、国鉄時代は駅としては認知されていなかった仮乗降場を入れると11つ目の駅でした。駅舎の跡は道路沿いにありました。

旅の好奇心

ここは今「知来ゲートボール会館」になっていて、お年寄りの憩いの場所になっているようです。

裏側に回ると

旅の好奇心

駅舎の感じが残っていますが、ホームなどの施設は何も残っていません。

駅舎としては幸せな人生なのでしょうね。