駅を訪ねて26-5 JR東日本 信越本線 二本木駅⑤
待合室に入ると、ストーブがついていて暖かいです。
この駅は時間帯によっては駅員がいるそうで、駅スタンプもありました。
この運賃表の地図もあと少しの命ですね。
待合室にはスイッチバックの運転方法が書いてありました。これはファンには嬉しいですね。
駅前に出ると、相変わらず雪が降り続いていました。
時間があったので、雪の中を少し散歩してみました。少し行くと踏切が、
北国街道踏切でした。この先に駅があるのですが、今の国道はこの踏切の手前を走っています。おそらく、この道は旧道なんでしょうね。踏切ができた時代がしのばれます。二本木駅の開業は明治44年なので、その頃はこの道もメインの道としてにぎわったのでしょう。今は通る人もほとんどいませんが。
ちなみにこの踏切看板に書いてある距離数165キロ839メートルは今の篠ノ井基点ではなく、北陸新幹線長野開業前の高崎基点の距離だと思われますが、1987年の時刻表で調べてみると、手前の二本木駅までで167,8キロあるので、おそらく今は亡き碓氷峠の線路が廃止前の線路ではなく、アプト式の線路が敷かれていた明治時代の距離なのかもしれません。そう考えると、歴史の重さを感じますね。
駅へ戻って、次の駅へ向かいます。