神岡鉄道KM-100形気動車~たびきっぷで飛騨、美濃乗り歩きの旅10~
久しぶりの更新になりました。前の記事はこちら。
停車にしていた気動車の車内に入ってみます。神岡鉄道の車両は2両のみで、その2両とも車庫に保存されているそうで、そのうちの1両「おくひだ1号」が今回復活運行されるとのこと。
車内にはボックスシートが並んでいますが、車両の端には囲炉裏を模したスペースがありました。実際に火が燃えているわけではなく、イベント時にはテーブルがセットできたそうです。
ボックスシートはJRの気動車と同じタイプですね。製造が昭和59年だそうで、JRというより、国鉄形といったほうが良いかもしれません。
運転席は左右の片側にではなく、ど真ん中にありました。タブレットが置いてあるのが懐かしさを感じさせます。
運転席の後ろに貼ってあった注意書き。神岡鉄道は昭和41年にできた路線で「奥飛騨の地下鉄」といわれるほど、トンネルが多かったそうでフラッシュをたかれるとトンネル区間では特に見えにくくなったのかもしれません。
別の注意書き。この絵と文字が何となく時代を感じさせます。
車外に出てみます。
神岡鉄道の車両は2両のみで、いずれも開業当時に新潟鉄工所で製作されたものだそうです。
行先標も懐かしさを感じさせますね。
そろそろ乗車時間が迫ってきました。
11へ続く