鉄旅の好奇心

主に鉄道を中心とした乗り物の旅行ブログです。時にはマニアックな記事も書くかもしれません。しばらくは訪れた駅の記事を書いていきます。

高山行き夜行バス~たびきっぷで飛騨、美濃乗り歩きの旅1~

 

 4月の上旬、岐阜県へ旅をしてきました。きっかけは廃止された旧神岡鉄道の車両「おくひだ1号」が一部区間廃止された路線を走るということで、現役時代に乗車できなかったので、ぜひ乗ってみたいと思い体験乗車に応募したところ、運よく当選したので、神岡まで行くことにしたのでした。

 東京から神岡まで行くのは、鉄道だとなかなかいいルートがないですね。富山まで北陸新幹線で行き、そこからバスか、東海道新幹線で名古屋、そこから特急「ひだ」で高山あたりまで行き、バスになるのですが、お金も時間もかかるので、別ルートを探すと、新宿からの高山行の高速バスにして、途中の平湯温泉で路線バスに乗り換えるのが早そうです。ただ体験乗車が12時頃集合なので、朝一番のバスだとギリギリ間に合わなそうなので、前泊で平湯温泉あたりに泊まる必要がありそうですが、それはもったいないなと思い、探したところ、ちょうど4月から11月までの期間、新宿発の夜行バスがあるとのことで、それで高山へ向かうことにしました。

そういうことで旅の始まりはバスタ新宿から。

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この日から運行開始し始めた高山行の夜行バスです。

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ちょうどこの時間は各地への夜行バスが頻発する時間で、前のウィラートラベルのバスの発車が遅れ、定時の22時55分になっても、乗車する京王バスは、手前の待機位置で待たされていました。ようやくウィラーバスが出て、わがバスが到着。すぐに発車です。

夜行バスが走っていて、ありがたいのですが、このバス、通常は昼用のバスなので4列シート。隣に人が座ったので、狭いこと狭いこと、そこそこの運賃払っているのに割に合いません。

 

そして、昼行のバスと同様に八王子あたりまで、高速のバス停に律儀に停車していきます。昔風で懐かしいですが、予約なしで乗れる夜行バスは最近ではすっかりなくなりましたね。もっとも、臨時の夜行バスに予約なしで乗る人がいるかどうかは大きな疑問ですが、バスの運行許可として、昼行と同じように運行するという決まりがあるのかもしれません。トイレもないので、途中2回トイレ休憩をはさんで、翌朝4時39分に高山駅横の濃飛バス高山バスセンターに到着。

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高山駅はようやく駅舎の工事が終了したようで、灯りがこうこうとついておりました。

2へ続く。

 

 

駅を訪ねて36 富山地方鉄道 立山線 立山駅

 

 

 立山黒部アルペンルートに行くため、地鉄富山駅から列車に乗って、立山駅にやってきました。

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立山駅はアルペンルート乗り換えに作られたような構造になっていて、地下部分に立山線の駅があります。

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折り返しの富山駅行きの列車が出発すると、1時間ほど列車は来ないので、閑散とします。

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この駅では昔、大阪などからの直通列車があった名残か東京、大阪などへの切符が購入できます。

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これから使う新高岡までの切符を購入しました。

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手書きの軟券でしたが、日付の元号が昭和になっているのは驚きです。もっと驚いたのは裏面でした。

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説明の文章に「国鉄線」の文字があるのでした。少なくとも30年近く、この切符は使われているようです。

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富山地方鉄道改札から階段を上がると、コンコースになっていて、土産物屋や待合室、食堂などがあります。その奥が美女平行きの立山ケーブルカーの改札口です。

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駅前に出ると、山小屋風の駅舎がありました。

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ケーブルカーで美女平まで上がります。

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昭和の感じを残す古めかしさがよいですね。

 

 

駅を訪ねて35 えちこトキめき鉄道 日本海ひすいライン 梶屋敷駅

 

 泊駅から乗った列車は夕暮れの日本海を見ながら、走ります。

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 降りたのは糸魚川の一つ先、梶屋敷駅です。

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駅舎は木造の古い駅舎が残っていました。

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駅前には糸魚川信用組合の支店もあり、住宅街がひろがっています。糸魚川の市街地がこの辺りまで広がっているようです。

 

入口にはポストもあり、右から書かれた駅名も時代を感じます。開設は大正元年とのことで古い駅ですが、無人化されたのも昭和45年とだいぶ前です。

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駅舎内も改装されていましたが、誰もいないのがさみしいところです。

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運賃表は富山から、同じ会社である妙高高原まで乗っていました。

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待合室にはトイレもあり、また走り始めたばかりの観光列車「雪月花」のポスターも貼ってありました。

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ここで折り返して、泊行きを待ちます。

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この駅は中線のある2面3線の駅でしたが、中線は今、線路が途切れていて使えないそうです。そうこうしているうちに泊行きの気動車がやってきました。

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駅を訪ねて34 あいの風とやま鉄道 泊駅

 高岡駅からあいの風とやま鉄道の列車に乗って、泊駅まで来ました。

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あいの風富山鉄道線は二つ先の市振駅まで続きますが、ほとんどの列車はこの泊駅で折り返します。ここからは直江津駅から来るえちごトキめき鉄道気動車に乗り換えます。乗り換えがしやすいように、到着した2番線には同じホームで乗り換えられるようになってます。看板もありました。

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JR西日本北陸本線から転換して初めて乗ります。駅には青春18きっぷでは乗れないポスターが貼っていました。

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泊駅は有人駅で切符が購入できました。

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自動券売機もありました。

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運賃表を見てみると、富山地方鉄道の駅までも購入できるようです。

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時刻表を見ると、ここから列車本数がほぼ半減します。ここからの先は乗客の数が激減するのでしょうね。もう県境だからでしょうか?

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直江津からえちごトキめき鉄道気動車がやってきました。

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直江津行に乗り込みます。

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以前は特急も停まった駅ですが、今は寂しくなった感じがしますね。